過酷な使用下のダンプカーのベッセルはどうなっているのか？
2020-02-28
カテゴリ：強い鉄板，ダンプ修理
ひどく変形したベッセルネタ
こんにちは
ようこそ山十産業へ
ようこそ山十産業へ
いつもありがとうございます。
弊社のお客様のほとんどの場所で
弊社のお客様のほとんどの場所で
ダンプカーが活躍しております。
お客様の希望により
ダンプの軽量化に挑みました。
ベッセル底板を支える根太（ネダ）
ダンプのベッセルには
普通鋼板の厚み9ミリメートルが
使用されておりました。
普通鋼板の厚み9ミリメートルが
使用されておりました。
底板と両サイドアオリで
なんと1100キログラムもあります。
普通鋼板の9ミリのチョイス
強度を求めるあまり
積載量と空車時の燃費を犠牲にしてしまいます。
なんと1100キログラムもあります。
普通鋼板の9ミリのチョイス
強度を求めるあまり
積載量と空車時の燃費を犠牲にしてしまいます。
根太のひどい変形と亀裂
剥がしてみてびっくりです。
9ミリの底板の鋼板を支えていた根太部分
ものすごい変形です。
9ミリの底板の鋼板を支えていた根太部分
ものすごい変形です。
おおきな亀裂もありました。
根太に補強材
よくみるとネタの折り曲げの中に
6ミリ角パイプが入っています。
これは後から施工したものです。
つまりこのベッセルは
以前にもこのような姿になったことがあり
6ミリ角パイプが入っています。
これは後から施工したものです。
つまりこのベッセルは
以前にもこのような姿になったことがあり
あまりにもひどく変形や亀裂が入ってしまい
おおきな補修をしたことがわかります
ハルドックス４５０ ５ミリ
今回お客様と協議して
選んだものは
底板は5ミリのハルドックス４５０耐摩耗鋼板
サイドは4ミリのハルドックス４５０耐摩耗鋼板
いいチョイスです。
選んだものは
底板は5ミリのハルドックス４５０耐摩耗鋼板
サイドは4ミリのハルドックス４５０耐摩耗鋼板
いいチョイスです。
選択肢は ３ミリ ４ミリ ５ミリ ６ミリ ８ミリ以上
軽量化を重視するか
強度を重視するか
ハルドックスの強度は普通鋼板SS４００の３倍から４倍になり
耐摩耗性は７倍以上になります。
つまり従来より薄いハルドックス鋼板を選ぶことで
強度を重視するか
ハルドックスの強度は普通鋼板SS４００の３倍から４倍になり
耐摩耗性は７倍以上になります。
つまり従来より薄いハルドックス鋼板を選ぶことで
強度やすり減り強さは従来以上で
ベッセルの軽量化と強靭化が実現できるのです。
ベッセルの軽量化と強靭化が実現できるのです。
