自律をめざす人と組織へ
2013-08-03
《アメリカの小話》
みんなでやらなければならない、重要な仕事がありました。
「みんな」は、「誰か」がきっとやるだろうとおもいました。しかし
「誰でも」やることができるはずなのに、「誰も」やりませんでした。
「誰か」が「みんな」の仕事なのにと、腹を立てました。
「誰もが」、「誰でも」できると考えていたからです。しかし、
「誰も」やらないんだろうとは、「誰ひとり」気がつかなかったのです。
「誰かに」それを頼んだ人は、一人もいなかったために、
最後は「みんなは」「誰か」のせいにしました。
組織の弱点を見事に言い当てているようです。
組織に属する個人は、相互協力によって運営しています。
しかし、誰かがしてくれると思った時、その機能は低下してしまう。
これは、気をつけなければなりません。
それでは、組織に所属する社員はどうすれば、
この状況をさけることができるのか?
まず、目の前で、やらなければならない事象があった場合、
自分でできるかどうか、即判断します。
つぎに、関係者と連絡をとり調整します。
6W 2H を決めるます。
いつ、どこで、誰が、誰に、何のために、何を、いくらの費用で、どのように、するのか。
を決定し、連絡します。
協力者に依頼する場合は、自分のこととして
フォローします。
ポイントは、すべては自分のことと考えられるかどうか。
目の前にあるニーズや危機は、自分に課せられたチャンスと考えられるかどうか。