今が設備投資、絶好のチャンス!
2011-02-26
Industrial District - SoDo Seattle / brewbooks
甲府盆地はひと晩中強い風が吹いていたが、朝には弱くなり雲ひとつない寒すぎないすがすがしい陽気でした。
本日の日本経済新聞の特集記事「企業収益 試される持続力(下)」では、09年7~9月から設備投資の主な有形固定資産の取得額を減価償却費をしたまわった状態であったとのこと。上場企業の手元資金は60兆円以上膨らんでいる。減価償却して新たな設備投資をしないことを続ければ終いにはどうなるのか。お金はのこるが生産設備が時代遅れのオンボロになってしまう。
今後様々な素材関連が軒並み高騰していることを考えると、早めに的確な投資をしていかないと波に乗れずに置いていかれかねない状況と考えてもよさそうです。日本にしかできない高度な素材や部品の分野の積極的な投資が期待できそうです。そのほかの関係者には海外投資に偏らずに国内にも投資にしていただきたい。と切に願う。
身の回りに目を移すと、お客様の多くは先ほどの09年より数年前から設備投資を控え、取引先の不安定な状況に対応するべく手元資金を潤沢にし不渡りなどに備えていた。しかし、抑えすぎて帳簿のバランスを崩している面もある。もういちど見直してみていただきたい。あと2~3年でやめてしまうのでなければ、いまこそ設備投資の絶好のチャンスではないだろうか。