ついにこの日が来ました。
百貨店がない県になりました。

（なんか寂しいですね）

呉服店から始まった180年の歴史に
幕を下ろした岡島百貨店。

最後の日がバレンタインデーでした。
栄枯盛衰　諸行無常とは
まさにこのこと。

毎日がお祭りのような時も
あったでしょう。
昭和後半から平成の栄華も
しだいに変わって行きました。

時代とともに
そのお客様の心をつかむことが
出来なくなってしまった。

いま西武池袋店ですら、
今後の方向性を模索している時代。

車社会の地方は郊外の超大型商業施設に
押されるのは必至の時代です。

でも新しい百貨店のスタイルがきっとある
はずだと想います。

高級会員などを募って
卓越した商品知識をもとに
満足いく高額商品を扱う店が
あってもいい時代です。

さまざまなライフスタイルで
インターネットでは
カバーできない
ラグジュアリー（贅沢）な買い物を
そのもの自体を楽しみたい
そんなお客様は、結構いるような
気がします。

そもそもそういう時代がありましたよね。
とびっきりおしゃれな服を
家族全員で着て、
開店から3時頃まで買い物を楽しむ。

またそんな時代がくるかも
それではまた。