本文へ移動

甘草屋敷にいってみた

2022-06-28
カテゴリ:行ってみた!
甘草屋敷
甘草屋敷
こんにちは
いつもありがとうございます。

鉄と石で皆様の生活を応援する
やまじゅう産業です。

JR中央線の塩山駅の北口駅前に
見渡せばすぐわかる
大きな古民家があります。

時間があまっていたので
立ち寄ってみました。

江戸時代から建物というのに
かなりしっかりとした
たたずまいと
そんなに古くない
印象を受けました。
この屋敷の主 高野家では
徳川吉宗将軍より命受けて
甘草を栽培して納めていました。

甘草とは現在でも多用されている
甘味料や漢方薬の原料になります。

ショ糖の150倍の甘さがあり
さまざまな食品または
タバコにも使用されています。

薬の成分にもカンゾウエキスと
よく書いていますので
見覚えがあると思います。

屋敷入り口付近に生えている
丸っこい葉っぱと
紫色の小さな花が特徴です。
建物内部はかなり広くて
昔では相当な大空間といえるでしょう。

たくさんの寄り合いや
宴会が催されたのでしょう。

この建物の二階に所蔵されている
お膳やお椀などの食器類が
たくさん見ることができます。
なんとなく 当時の
宴会の雰囲気を想像することが出来ます。

この欄間やちょっとした建具
よく見ると凝っていて
落ち着いた中にも
贅沢さを感じます。

仏間になったり
床の間になったりする工夫が
大きな屋敷なのに
空間を上手に使おうという
気持ちが伝わってきます。
建物の北側と南側には
比較的おおきな開口があり
風通しがよく
落ち着いていて
見学者が少ないときは
建物の中で
ゆっくり休憩すると
いいかもしれません。

少し急な階段をのぼると
所せましと
昔からの生活必需品が
並べられています。

当時暮らし方や
農業についても
すこし想像を
膨らませることができます。

何百年たっても
こうやって焼失することなく
残っていることが
素晴らしいです。

最近の建物は
鉄筋コンクリート造でさえ
100年以内には
建て替えられてしまいます。

ましてや
最近の木造建築では
平均寿命は30年程度と
言われています。

もうすこし
長いスパンで使えるような
建物を建設することで
歴史や地域のつながりなど
大事にできるように
なると思います。

では また。







2024年5月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
2024年6月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
2024年7月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
  • 休日:日曜 祝日 隔週土曜 他
0
2
7
1
1
6
2
2
TOPへ戻る